フォスターホースとは?

毎年何千頭もの馬が競走馬として生産されています。経済動物として生産される馬たちの多くは、経済性がなくなると処分される場合がほとんどです。

そんな馬たちを一頭でも多く生かしたいと考え、1997年に引退馬協会の前身イグレット軽種馬フォスターペアレントの会を設立し、一頭の馬をたくさんの人で支える「フォスターペアレント制度」という里親制度を運営してきました。引退馬協会も、このフォスターペアレント制度を引き継ぎます。

当会が所有する馬を「フォスターホース」と呼び、FP会員を中心に、一般会員の会費、BTCの助成金、物品売上、寄付などによってフォスターホースを支えています。

引退馬協会には現在6頭のフォスターホースがいます。フォスターホースの画像をクリックするとそれぞれの馬についての情報をご覧いただけます。


フォスターホースには権利があります

たくさんの人が少しずつ負担することで、馬たちに安定した馬生を与えるべく、馬たちに2つの権利を保障しています。当会は、このフォスターホースの権利を守るために全力を尽くします。

  1. 生きる権利
  2. 充実した馬生を送る権利

 

フォスターホースの役割

フォスターホースはには大事な役割があります。それはたくさんの人に、馬という動物を身近に感じてもらい、深く理解してもらうという仕事です。

通常の牧場見学では馬に触ったりすることができません。しかし、フォスターホースは、触ったり、ニンジンをあげたり、乗ったりすることのできる馬です。直接ふれあうことで、その温もりと、一頭一頭異なる素晴らしい個性を感じていただきたいと思います。

引退馬協会では定期的に「フォスターホースと過ごす日」というふれあいイベントを開催しているほか、乗馬をしたり、牧場見学において馬とふれ合う機会と場を設けています。


「フォスターホースと過ごす日」にて

フォスターホースにどうしたらなれるの?

フォスターホースになるためには条件があります。

      1. 引退競走馬であること
      2. 「第二の馬生」を前向きに考えている方の関わる馬であること
      3. 無償譲渡されること
      4. 乗馬ではないこと

しかしながら、ここにもうひとつ大事な条件があります。それは、既にいるフォスターホースたちを安定して養えている時期にあるかどうかです。

無計画な馬の引き取りは、破綻を意味します。つまり、フォスターホースの権利の保障が危ぶまれるということです。それでは会の運営も本末転倒になってしまいます。

受け入れることのできる頭数に限りがあることから、近年、当会で直接繋養するフォスターホースのほかに、対外支援活動の引退馬ネットにも力を入れ、馬の引き取りや繋養をサポートしています。

乗馬だった馬を受け入れないのには理由があります。当会の代表である沼田恭子は、自身で乗馬クラブを運営し、乗馬について特別な想いを持っています。乗馬はコンパニオン ― 人間のパートナーと考え、「クラブの所有馬の余生はクラブで看る」という方針を掲げ実践しています。多くのクラブ、乗馬の馬主にもそうあってほしいと考えているためです。


フォスターホースをサポートするには

フォスターホースのサポートするにはいくつかの方法があります。

      1. 直接支援する馬を決めてサポートする「FP会員」(引退馬協会正会員)になる
      2. 支援する馬を決めず、「一般会員」(引退馬協会の正会員)になる
      3. 寄付をする

 

フォスターホース紹介

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