FH-no.9 エリモシック erimo chic

エリモシックは2014年8月6日に永眠しました。

フォスターペアレントの募集は終了しました。

ご支援いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。




1993年生まれのエリモシックは、「女傑」と呼ばれたエアグルーヴや、1996年のジャパンカップで2着と健闘したファビラスラフインと同世代。今年20歳になりました。

マイルだったデビュー戦では4着に終わりましたが、2200mとなった2戦目、河内洋騎手を背に最後方から見事な末脚を繰り出して初勝利。連勝で重賞に初挑戦したサンスポ賞4歳牝馬S(現・フローラS)では、後方集団から上がり33.6秒という豪脚で3着に食い込みました。オークスでは6着に敗れたものの、ファビラスラフインの2着となった秋華賞までは掲示板を外さない好成績を挙げてきたエリモシック。続くエリザベス女王杯からは一時低迷期となりましたが、鞍上が的場均騎手に替わった1997年の札幌日経OPでは、メンバー中最速の上がりで3着に食い込み、続く札幌記念では、エアグルーヴからは大きく離されたとはいえ、見事な末脚で2着まで追い込んで復活の兆しを見せました。後方一気の脚質ゆえか、今ひとつ届かずのレースが続いていたエリモシックが見事に大輪の花を咲かせたのが、この年のエリザベス女王杯。連覇を狙うダンスパートナーは単勝1.4倍の圧倒的一番人気。対するエリモシックは8.8倍の3番人気でした。

得意の2200m戦。逃げたエイシンサンサンが粘り込みをはかる直線、後方から追い込み、ダンスパートナーとの壮絶な叩き合いをクビ差で制したのはエリモシックでした。ちなみに、「ベガはベガでもホクトベガ!」で有名な馬場アナウンサーが「京都はやっぱり的場均!」という名言を残したのがこのレース。的場騎手も後に、「会心のレースだった。」と残されています。

年が明けた1998年、エアグルーヴ、メジロドーベルなどと戦った産経大阪杯を最後に、エリモシックはターフを去りました。

ふるさとのえりもに戻って繁殖生活に入ったエリモシックの産駒は、2012年生まれのネオユニヴァースの牡馬まで8頭が中央競馬に登録されました。現在、栗東・村山明厩舎所属のサトノフェニックス(牡3歳・父シンボリクリスエス)が地方競馬遠征で健闘中です。

2013年4月に最後の仔となる父・ワークフォースの牝馬を出産し、繁殖生活を引退しました。

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サンスポ賞4歳牝馬特別パドックにて
撮影:望月ひろみさん

生年月日 1993年3月19日 
 
性 別牝馬 
 
毛 色黒鹿毛 
 
血 統父 ダンシングブレーヴ
 エリモシューティング(母の父 テスコボーイ)
 
生 産北海道えりも町・えりも農場
 
所属厩舎栗東 沖 芳夫厩舎
 
生涯成績17戦4勝
 
主な成績1997エリザベス女王杯(GI) 優勝 
 1997札幌記念(GII) 2着 
 1996 秋華賞(GI) 2着
 1996 サンスポ賞4歳牝馬特別(GII) 3着


*2013年9月より、フォスターホースとなります。






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