エイシンバーリンの生前には、本当にたくさんの方からあたたかなご支援をいただき、あらためて御礼申し上げます。

4月のはじめにはわずかながらも快方に向かうかに思えたところでしたが、両前脚の蹄冠部付近からの出血があり、脱蹄が進んでいたことから、獣医師、装蹄師の見解を踏まえ、苦渋の決断をせざるを得ない状況となりました。
バーリンは最後までバーリンらしく、毅然と、そして安らかに旅立っていきました。

20170422_140604_2.png丸村村下ファームさんでは、バーリンが過ごした馬房に祭壇をしつらえてくださっており、牧場見学の期間外ではありますが、お参りしていただけるようにご配慮くださいました。
四十九日にあたる6月6日にはたてがみを牧場内の馬頭観音様に納めさせていただきますので、6月7日以降は馬頭観音様にお参りをしていただくことになります。 

お参りをご希望のかたは、事前に丸村村下ファームさんへご連絡をお願いいたします。

【丸村村下ファーム】
住所 〒059-3454 北海道浦河郡浦河町字野深107-5
電話番号:0146-27-4259

エイシンバーリンのFP会員の方は、RHA通信の最終ページに掲載しております携帯電話でもご連絡を受け付けます。
いずれへおかけいただく場合も、早朝や深夜などの時間帯の連絡はお控えください。

<お参りにあたってのお願い>
出産、種付けシーズンのため、5月31日まで見学期間外となっていますので、通常の見学はできません。
今シーズンの出産は終わりましたが、種付けなどで不在にされることやご案内できないこともありますので、ご了承ください。

訪問される際には、競走馬のふるさと案内所のホームページに掲載されている「牧場見学ガイド」をお読みいただき、ご理解とご協力をお願いいたします。
村下ファームさんからバーリンの状況報告と画像が届きました。

引き続き、毎朝、獣医さんに来ていただいて痛み止めの注射をし、朝夕2回、痛み止めの薬を、蹄葉炎の漢方薬は、通常の倍量の60グラムを、奥様が深夜0時半、1時半、2時半の3回に分けて投薬器で飲ませてくださっています。
バーリンは痛み止めは嫌いで吐き出してしまうのですが、痛み止めより苦い蹄葉炎の漢方はちゃんと全部飲んでいます。
メラノーマの薬の時もそうでしたが、自分にとって、今これが大事な薬だと判っているかのようです。
ご心配をおかけしております、エイシンバーリンの状況についてお知らせいたします。

11日に深屈腱の切断手術をした左の蹄は、蹄骨が蹄底を突き破って排膿している状態が続いており、脚の腫れも引かず、一時は38℃台に下がった体温も39.5℃前後で続いています。
このため、獣医さんに毎朝来ていただいて抗生物質の注射と飲み薬を続けています。
エイシンバーリンへのたくさんの励ましやお見舞いのコメント、メッセージをいただき、ありがとうございます。

左前脚の深屈腱切断手術から5日が経ちました。
バーリンは毎日、嫌いな注射と足の痛みと闘っています。
深屈腱の切断手術を希望しておりましたが、脚に傷みがあり診療所まで運ぶことはできないため、今日の午後、獣医さんが牧場に来てくださいました。

まずは毛刈りをして診断から。
もこもこの肢の毛を剃ると、まるでプードルみたい...と奥様。

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そして鎮静剤を使ってから、神経ブロック注射をしましたが、それでも痛そうです。

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痛みのひどい左前肢のレントゲンを再度撮影したところ、前回のレントゲン撮影時よりもローテーションが進んでいるとのことでした。
骨が蹄底を突き破っているのがわかると思います。

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前回撮影できなかった右前肢のレントゲンも撮影したところ、この先、一番心配なシンカー型蹄葉炎になる可能性があるとのことでした。

左前肢が痛いので、ずっと右側に負重しているとシンカー型蹄葉炎が進行してしまうので、そうならないようにするためにも、左肢でも負重できるようにしなければなりません。そのために、やはり、深屈腱の切断手術をすることになりました。

肢を切開して、腱を切断し、そのあと縫合していただきました。

このあと、同じような症状をもつ馬の治療のための参考情報として、術中の画像を掲載しています。
画像をクリックすると拡大されますので、傷口や血液を見るのが苦手な方はクリックしないでください。

腱を切断したあとです。
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こちらは縫合中の画像です。
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バンデージを巻いたあとです。
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手術は無事成功しましたが、ここからの最大の心配は感染症です。
クッシングの馬は感染症になると治りも悪く大変なので、まさにここからが新たな闘いです。

獣医師から、蹄を保護する靴をどのようなものにするかは、装蹄師さんとよく相談して決めてくださいとの指示がありました。

また、しばらくは強制的にでも歩かせることが必要とのこと。そうすることで血流もよくなって末端まで血液が行き渡り、蹄の再生も促されるとのことです。

手術後、他の馬たちが夕飼い食べているのに、バーリンは鎮静剤がまだ効いているため喉に詰まらせるといけないので、ごはんはお預け。
怒りのあまりブンブン首を振って抗議していたとか。
さすが、バーリン!それでも寝藁にしている牧草をつまんでいたそうです。
お預けになっていた餌をもらうと、飼い桶から顔も出さず、一心不乱に食べていました。

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バーリンにとっては大変なお誕生日となってしまいましたが、今の苦難をなんとか乗り切って、牧草が青くなる頃には元気に放牧地を歩く姿が見られることに期待したいと思います。

バーリンへの応援、本当にありがとうございます。
そして村下ファームのみなさま、しばらくはお手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします!
お忙しい中、たくさんの写真を送っていただき、ありがとうございました。

皆様からいただいたお守りやお札は馬房に...
画像ではわかりづらいですが、病魔撃退馬エコたわしもあります。
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おかげさまで、バーリンの手術が無事成功しました!
詳しいことは、今夜中にアップします。
取り急ぎ、速報でした。
バーリンへのたくさんの励ましのコメントやメール、ありがとうございます。
病気が良くなるようにとの思いを込めた御守(手作りのものもあります)や、生牧草、メラノーマ対策のスプレー用のカバノアナタケ茶、そしてお誕生日に寄せてのお花も届きました。

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今日、エイシンバーリンは25歳のお誕生日を迎えました。

IMG_4409_original03.pngバーリン、お誕生日おめでとう。
病気を乗り越え、きっとまた元気な姿を見せてくれると信じています。

バーリンを支え、見守ってくださるみなさま
献身的にお世話してくださっている丸村村下ファームさま
本当にありがとうございます。
バーリンの病状については、みなさまにご心配をおかけしています。

蹄葉炎と診断された左前の蹄に保護パッドをつけたことは既にご報告しましたが、ローテーション型蹄葉炎が進行し、蹄が割れてきて、かなり痛い状態になっています。

本日、装蹄師さんに来ていただき、深屈腱の切断手術を提案いただきました。
この手術をすることができれば、痛みが改善して楽になるとのこと。獣医さんも手術をする方向で考えて下さって準備を進めています。

深屈腱は切断しても歩行は可能とのことで、蹄も時間とともに再生されてくるとのことです。

手術をしても、癒着により、もやっとした痛みが残る可能性もあるとのことですが、それでも今のバーリンの痛みを緩和することができるなら手術に踏み切りたいというのが、村下さんと引退馬協会の一致した考えです。

高齢であることや、メラノーマやクッシングを患っていることもあり、必ずしも手術が可能との判断になるかわかりませんが、今は手術をすることに望みをかけたいと思っています。

食欲が旺盛なのだけは変わらないとのこと、これ自体が大きな希望の光です。

明日にお誕生日を控えているバーリン。
手術ができるように、そして成功するように...今はそれをただただ願っています。


追記
バーリンのフォスターペアレント様には取り急ぎメールにてお知らせいたしましたが、宛先不明で送信できなかった方がいらっしゃいました。
もしご登録のアドレスに変更がありましたら、事務局(fosterp@rha.or.jp)までお知らせいただけますよう、お願いいたします。


ご注意: コメントをされる場合、メールアドレスを記入しないことをおすすめします。
エイシンバーリンのその後の状況について、丸村村下ファームさんからのご報告をもとにお知らせします。

クッシングの治療のための漢方薬が届き、一週間が経ちました。

20170301123808_original.jpg6日あたりから、微妙にですが汗をかく量が減ったような気がするとのことです。
ただ、右前肢に痛みがあるためか、まだ発汗は多く、大きな変化は見られないので、もうしばらく様子を見ていきます。

昨日のバーリン
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メラノーマの治療は、今まで飲んでいた免疫力をあげる漢方薬を中止し、カバノアナタケ茶をスプレーしています。
バーリンのお尻にスプレーしているとき、思わずぽろっと落し物をしてしまったり、「そこじゃな~い!」とキックが飛んできそうなこともあるそうですが、少しずつ慣れてきているようです。

5日に39℃の発熱があったため、獣医さんに診てもらいました。
感染症ではないかとのことですが、はっきりした原因はわからなかったため、抗生剤を続けて注射しており、昨日は38.4℃まで下がりました。
今のバーリンは、普段38℃前後の熱がありますので、もう少し下がって欲しいところです。
クッシングを患っていると感染症は治り辛くなるそうなので、清潔に保つようにしています。 

食欲はあり、多飲多尿ではありますが、ボロも正常です。

20170307_171850.jpg20170307_172122.jpg蹄葉炎を発症しているため、糖分を摂りすぎないように考えながら給餌しています。
ちょこちょことつまみながら食べていますが、切り草は好きではないらしく、しっかりと横によけて残していました。

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リボンちゃんは、朝一番には外から「バーリ~ン!バーリ~~ン!!」と呼んでいます。
ドアのすき間からたまに見えるバーリンを覗いていたり、裏戸の方から呼んでいるときもあり、バーリンもたまに気が向くと返事をしています。
リボンちゃんは、リボンちゃんの娘のペリーちゃん親娘が返事をすると、「あんたたちはいいわ」という感じでにスルーしているそうですが、ペリーちゃん親娘のおかげで、リボンちゃんも落ち着いてくれているそうです。

ペリーちゃんと娘
20170308_082506.jpgおとうさんとおかあさんの名前を取って「ペリヒキちゃん」と呼ばれています。
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リボンちゃんもまたバーリンと放牧地を駆ける日を心待ちにしているのですね。


【お願い】
バーリンに元気になって欲しいと、人参や青草を送りたいというお問合せやお申し出をいただいております。
お心遣い、本当にありがとうございます。
牧場さんからも、「バーリンへのあたたかなお心遣いに深く感謝申し上げます。」とのご伝言をお預かりしています。
バーリンは蹄葉炎を発症していることもあり、食事制限を行っており、糖質を多く含む青草などは与えることを控えています。
繰り返しのお願いになってたいへん申し訳ありませんが、なにとぞご理解いただけますよう、お願いいたします。
バーリンが元気になって、人参も牧草も好きなだけ食べられるようになることを祈っていただければ幸いです。

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